オーストラリアのアリステア・マレーよりクラスルールC6に関する意見書がデザイナーであるフランク・ベスウェイトに公開文書として提出され、フランク・ベスウェイトがそれに対する回答書を公開しました。
いずれも、世界テーザークラス協会ウェブサイトに、WTCA NEWS として掲載されています。
http://www.tasar.org/
アリステア・マレーは、オーストラリア・ナショナルやワールドにおけるプライズギビングパーティーなどの司会に欠かせない人物として有名で、オーストラリアの中でもテーザーの様々な活動に関わってきた人物です。セーリング技術も高く、オーストラリアのナショナルチャンピオンにもなったこともあり、1992年の葉山ワールド(総合4位)にも参加しています。
また、彼は、ロンスタン社のキーパーソンの一人(CEO)でもあり、ロンスタン社ウェブサイトの社歴にも顔写真付きで登場するような人物でもあります。ロンスタン社は、オーストラリアでのテーザーのメジャーイベントをサポートし続けていることは周知の通りで、そうした意味でも影響力のある人物だと思います。
プロフィール:http://au.linkedin.com/pub/alistair-murray/6/327/445
ロンスタン社歴:http://www.ronstan.com/marine/history.asp
本件は、現時点においては、一人の個人がクラスルールC6に異議を唱え、デザイナーに直訴したに過ぎませんが、オーストラリアの主要な人物がこうした意見書を公開する形で提示したのは、このルールに反対する人達にとっては重要なニュースであろうと思いますので、この情報を提示しました。
尚、国際事務局の方で翻訳作業もしておりますので、こちらも追って公開する予定です。
クラスルールC6を廃止する提案については、過去にも議論を続けられてきましたが、WTCAの決議方法が各リージョン毎の票決を集計する方法によるものであり、過半数のリージョンを有するオーストラリアの意向が強くなること、オーストラリアでは根強いクラスルールC6に関する迷信(NS14の話)があることなどから有効な手段が講じ得ない状態にありました。
アリステア・マレーの意見書は、こうした状況下において、World Tasar Council (WTC)、World Tasar Class Association (WTCA) などの枠組みを飛び越えて、元のクラスルール草案を作成したフランク・ベスウェイトに直接訴えかけています。C6に反対する方々にとっては、これに賛同する形で署名運動なり、意見書を提出するなどの形式で、セーラーの正しい声を反映することが可能になるかもしれません。
もっとも、最終的には正式な決議を得なければ、クラスルールが変わることはありませんが、日本から提案されたC6廃止案に反対か賛成かという単純な評価がなされるのではなく、多くの声が集まればひとつのムーブメントを起こせるかもしれない期待があり、今後、アリステア・マレーの意見書を次の展開に発展できるかどうかは、反対する一人一人の声にかかっています。
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