Tasarセイラーの皆様
9月14日AM5:00からWTC meetingが開催されました。日本からは宮下と井上さんが参加しました。
今回は正式な議事録が出ると思いますが、メモを残しましたので速報としてお伝えします。
今後、正式な議事録が出た時点で訂正もあり得るかもしれませんが、速報として読んでいただければと思います。
議題はWeb上にあります。https://www.tasar.org/tasar-office/wtc-documents-(2016-2022)/wtc-meeting-2022-agenda.aspx
各国からのレポートや、セクレタリー、チーフメジャラーからのレポートもあります。
Tasarの今後の製造計画については、デザイナーのJulian Bethwaiteが欠席したため詳しい説明を聞くことができませんでしたが、Julian Bethwaiteの話を聞いたHuht Taitからの説明がありました。(13. Any general discussion pointsに記載)
先日Tasarjapan メーリングリストに配布したものも参考にしてください。
以下メモ
議題
1. Introductions and welcome
各Regionの代表が参加している事を確認した。
2. Approval of the agenda
コメントないこと確認した。
3. Approval of the Minutes of the past meeting - Monday, 31 July, 2017, Hayling Island Yacht Club, Hayling Island, UK
コメントないことを確認した。
4. President's report
North America https://www.tasar.org/media/120198/2022-North-American-Tasar-Regional-Report.pdf
事前にuploadされたレポートについてコメントはなかった。
5. Regional reports
GBR https://www.tasar.org/media/121050/2022-GBR-Tasar-Class-Report.pdf
Australia https://www.tasar.org/media/120201/ATC-President-Report_Tasar-Worlds-USA.pdf
North America https://www.tasar.org/media/120198/2022-North-American-Tasar-Regional-Report.pdf
Japan https://www.tasar.org/media/120204/Report-from-the-Japanese-Tasar-Association.pdf
事前にuploadされた各Regionのレポートについてコメントはなかった。
6. Executive Secretary's report (Pete Ellis)
https://www.tasar.org/media/120184/Executive-Secretary-Report-2022.pdf
事前にuploadされたレポートについてコメントはなかった。
7. Designer's report (Julian Bethwaite)
デザイナーのJulianを本会議へ招待したが、会議に参加していないことが確認された。
8. Chief Measurer's report (Chris Payne)
https://www.tasar.org/media/120207/WTC-Measurers-Report.pdf
事前にuploadされたレポートについてコメントはなかった。
9. Site of next World Championship
Note: the regular sequence for hosting World Championships would be:
i. Australia (2024, Sandringham Yacht Club, Victoria) - 2nd-9th January 2024.
世界選手権の直前にpre-worldとしてAustralian Nationalsも開催される。
コンテナ輸送費の高騰を考慮し、海外からの参加者のためチャーターボートを多めに用意しているとの説明があった。
ii. Japan (2026)
https://www.tasar.org/media/120204/Report-from-the-Japanese-Tasar-Association.pdf
JTAより、2026年、または、コンテナ輸送費への配慮から、World Masters Gameと前後して2027年に次々回世界選手権開催を検討中との説明があった。
ATCより、世界選手権の開催間隔が広いとセイラーの気持ちが離れてしまうことが心配である一方、コンテナ輸送費も大きな問題であり、WMG開催にどれだけの資金が提供されるのか、情報をupdateして欲しいとのコメントがあった。
JTAは、定期的に開催するweb WTCにて本件の進捗報告を行うことを約束した。
10. Other Business
i. No other business has been raised
11. Election of Officers
i. President
ATC, Nicoleが次期Presidentとなることが承認された。
ii. Vice President
JTA, Tomoが次期Vice Presidentとなることが承認された。
12. Appointment of Officers
i. Executive Secretary
ATC, Huht Taitが立候補し、次期Executive Secretaryとなることが承認された。
ii, Chief Measurer
立候補者がなく、ATC, Chrisが引き続きChief Measurerとなることが承認された。
13. Any general discussion points
i. Information from Julian Bethwaite RE Proposal for the update of the Tasar
JulianよりTasarの大改造の話があり、この議場での説明を求めたが今日参加していない。事務局よりJulianに説明文書の提出を求めるとのこと。
Huhtより、Julianと話した際の情報提供があった。現在所有している建造用の型が耐用年数を迎え、既存の建造技術が段階的に廃止されていくこともふまえて新たな建造方法を検討しているとのこと。金型の価格が下がり選択する樹脂によっては船体価格の低下に寄与するかもしれない。カーボンマストとの適合やデッキレイアウトの変更も考慮し20kg程度の軽量化も可能かもしれないとのこと。新デザインにあわせた現存船の改造も、やりたいわけではないが可能と考えられる。
議場からは、それでは全く違う艇になってしまうとの大きな反発があった。パフォーマンスへの影響を確認する必要があること、また、現行のデザインの艇をどのように維持するか、それによってTasarクラスをどのように維持するか、長期的かつ戦略的な検討が必要との見解に合意した。
ii. rule change process
投票手順を含む規約の大改訂実施について質問があった。
JTA提案のC6改訂に関する投票は既存の規約に則り行うこと、規約の改訂はまだ正式な提案ではなく、これから検討を重ねることが確認された。
iii. Rule C6削除の提案について
Facebookにおいて数々の意見が出されていることの紹介があった。
議場より、個人的に支持しているとの声とともに故ベスウェイト氏の意向に反しないか心配する声があった。ジュリアンに相談していて問題はないとの説明があった。
ATCより、オーストラリアは州ごとに6票を所持しており、各意見を尊重してATCで意見の統一は行わないとの説明があった。
暫定の議事録が公開されました。
返信削除https://www.tasar.org/tasar-office/wtc-documents-(2016-2022)/wtc-meeting-2022-minutes.aspx