猪苗代オープンヨットレース2010
Winner 2572 Karube-team
おかげさまで無事終了いたしました。
以下、実行委員会よりご報告申し上げます。
素敵な自然環境と高原地帯の爽やかな気候の中、夏を締めくくるイベントとなりました。
参加艇は、9艇と少なかったのですが、それはそれでコミュニケーションの密なレガッタになりました。今度は宿泊先もまとめて、合宿みたいなレガッタにしてもいいのかもしれないですね。
初日は、天気がよすぎました。
第1レースは、湖らしい風の強弱や偏在はいつものことですが、フルハイクもするような風で順調に行われました。第2レースは途中で風が止まり、一転灼熱地獄も・・・、ブローとともにやってくる後続艇を待つ先行艇の心境はキビシイものがありました。
いずれのレースも序盤のトップグループは稲毛勢が占めましたが、大きなリードも中盤・後半の展開次第でどうなるか分かりません。多くのチームが浮き沈みを経験したレースでした。
そんな中、猪苗代初参戦の軽部夫妻チームは、最初から飛びぬけ、無敵状態。スターを取り続けるスーパーマリオのようなレース展開でした。
第3レースは翌日に延期、陸上に戻って、解装して、湖水浴して・・・、ここで事情あって大遅刻の田中夫妻チームも無事に合流しました。

一度、宿に戻ると大粒の大雨(天気雨)が山よりのエリアにだけザーっと降り、ほどよい打ち水となりました。もう一度、大浴場に入り、クーラーの効いた部屋で一時間ほど休憩してから、恒例の中華レストランパーティーで再集合です。テーザーグループで概ね2卓囲むような形になり、大変盛り上がりました。
中締め過ぎて片付けている中もけっこう最後まで居残りしていた方々もいたようでした。
オープンレースとしても初日暫定トップの軽部夫妻は、スピーチなどいろいろと注目を浴びていました。ダンナは2人の小学生に両脇を抱えられ、地元のおいしい日本酒の波に溺れていきました。
軽部さん、子供たちは加減を知らないので、ご迷惑かけました・・・。
今回、地元猪苗代を拠点とするチームが新たに誕生したのもテーザー協会にとってとてもうれしいニュースでした。今年進水した海太朗チームです。なんというか、背筋がシャンと伸びたジェントルメンという印象の方々です。以前は外洋レースを主体とした活動をされていたそうですが
いろいろと盛りだくさんで、技術的なお話をする機会はあまりありませんでしたが、テーザーの乗り方で分かりにくいところなどがあれば、ご質問やお悩みはお寄せいただければと思います。
備忘録として記載しておきますが、以前、この相乗りレースには 東北選手権 というタイトルもあり、優勝カップも用意されています。しかしながら、東北エリアの参加がなく、このタイトルを冠し続けるのも違和感があり、現在、保留されています。東北エリアの方が増え、現地の方から東北選手権のタイトルを復活させようというご要望があれば、復活できる準備はありますので、お忘れなく。
翌日、朝はまったくの無風でしたが、少し雲が出てきて、なかなかの風になりました。昨日1レース延期されているので、本日3レース予定となります。初日参加できなかったチームもカットレース次第ではある程度のチャンスが残されています。
第3レースは、レーススタート後に風軸が傾き、やや片上り的な後半追い上げ型には厳しいレースに・・・。無敵かと思われた軽部夫妻チームがここで山村・池田チームにトップを奪われ、完全優勝は阻止されます。

ハーバーバックの頃には、空は晴れ渡り、表彰式では、オープンレースの参加賞の野菜セットやブルーベリージュースなどを一人ずつ持ち帰りました。
また、かなりレーティングが厳しくテーザー優勝は困難とされた猪苗代オープンヨットレースで、初めてテーザーが優勝を飾ることができました。

ミッドサマーレガッタとしての成績は、以下の通りです。
総合優勝 軽部夫妻チーム
全レース確実にトップに絡む見事な優勝でした。おめでとうございます。
総合2位 山村・池田チーム
イギリスワールドへの参戦も決め、上達著しいチームらしいレース展開でした。スプリングに続き、今後の可能性を感じさせる結果となりました。
総合3位 小松親子チーム
他のクラスも一緒に展開する序盤に苦しみながらも、最後まで諦めずに結果的に堅実なスコアとなったのが、思いがけず功を奏しました。
マスター優勝(総合4位) 田中夫妻チーム
初日の欠場はほどよいハンディキャップか?、最終的には2位と2ポイント差までに迫り、その実力を発揮しました。初日に1レース翌日延期となったのもラッキーでした。
特 別 賞
遠来賞、新人賞、ジュニア賞など名目もいろいろに、下記のチームに特別賞を授与しました。
野嶋・米本チーム
堅実なレース運びで初日暫定2位となり、総合的にも着実な順位を維持しましたが、重量チームには厳しい場面もありました。
冨田夫妻・井上チーム
最古艇でも随所に光る走りを見せ、トップグループに絡んでいました。井上さんの奥様も含め、表彰状の作成など運営にもご協力いただきました。ありがとうございました。
宇佐美・小田倉チーム
猪苗代への参加率も高く、爽やかな笑顔でいつも楽しく活躍されています。風ムラやシフトなど、難しいコンディションでしたが、なかなかのボートスピードがありました。また一緒に飲みましょう。
山下親子チーム
ご家族で旅行しながらの参加。小学6年生になったハルくんもスキルアップし、第2レースでは軽部夫妻チームに続く2位フィニッシュ。ここから5年間くらいの成長は楽しみです。
本間・千葉・松崎チーム
ニューカマー海太朗チームです。陸上でも水上でもウェアを揃え、外洋レースで培ったチームワークを見せました。練習パートナーがないとのことで、リグが特殊なテーザーをいきなり乗りこなすのは困難ですが、他のレースやイベントにも是非参加いただき、 テーザーをいろいろと楽しんでください。
・・・というわけで、総合1~3位には、金・銀・銅メダル2つずつと賞状、その他、参加全艇に特別賞としてメダル1つずつ、お渡しました。
スコアを見ていただくとお分かりの通り、結果的には、かなり点差の少ない熾烈なレースとなりましたが、夏のお楽しみイベント的な意味合いがあり、記念品を残す意味合いでも、準備段階から全艇に賞


参加する皆さんあってのレガッタ、参加いただいた皆様に感謝いたします。また、次も盛り上げていきましょう。
帰りの腹ごしらえで恒例の三城のカツ丼・天丼は、ボリュームありすぎ・・・。定食が終わっていたのは残念でした。とにかく幸せ度満点のレガッタでした。
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